新年の活動が本格的にスタートしました!今年もよろしくお願いいたします。
リフレームでは、地域社会との連携を深め、より質の高い支援を目指すための活動として、他法人様からの研修受け入れを積極的に行っています。
昨年、社会福祉法人 大田幸陽会 大田区立 つばさホーム 前の浦 様(以下、つばさホーム様)よりご依頼をいただき、リフレームのグループホームにて外部研修を実施いたしました。
今回の研修は、単なる知識の共有にとどまらず、利用者様の「過去」と「現在」をつなぐ、非常に意義深い時間となりました。その様子をご紹介します。

研修実施の経緯:地域で「当たり前に」暮らすための支援を求めて
つばさホーム様とリフレームには、以前から深い縁があります。 現在リフレームに入居されている利用者様の多くは、入居前に「つばさホーム」様のショートステイを利用されていました。
他施設での受け入れが難しかったり、遠方の施設しか選択肢がないと言われたりした利用者様が、なぜリフレームで安定して過ごせているのか。 そして、強度行動障がいを持つ方々が、地域の中でどのように生活の質を維持しているのか。
「その支援の実際をぜひ学びたい」という、つばさホーム様の熱い想いから今回の研修が実現しました。

(営業・広報リーダー)
今回の取り組みは、リフレームの営業・広報業務をリードする鈴木さんが、「外部機関との懸け橋」として奔走し、企画・立案を進めてきました。
研修概要
当日は、実際の夕方の支援の流れに合わせ、研修を実施しました。

- 職員同士の打ち合わせ
- 服薬チェック
- 夕食準備
- 入浴介助
- 食事介助
- 訪問診療対応
- 服薬介助


現場で大切にしている「情報共有」と「予測」
1. スタッフルームでの綿密な打ち合わせ
利用者様は曜日によって帰宅時間が異なります。そのため、その日の支援手順、指示・誘導の仕方、食事や入浴の時間まで、スタッフ間で細かく擦り合わせを行います。
2. 徹底した服薬管理と情報のアップデート
グループホームにおいて、服薬管理は「絶対に忘れてはいけない」最優先事項です。 帰宅前に服薬の有無を徹底するのはもちろん、過去(ショートステイ時)と現在での処方の変化についても、つばさホーム様と詳細に情報交換を行いました。
3. タブレットを活用した行動記録
「今、何が起きているか」だけでなく「この後、何が想定されるか」を重視しています。過去の記録をタブレットで確認しながら、予測に基づいた支援を入力・共有しています。


驚きと発見があった「訪問診療」と「専門的支援」
研修当日、ちょうど定期的な訪問診療が予定されていました。 つばさホームの職員様は、医師が自宅(グループホーム)まで診察に来てくれる体制に驚かれ、「外部の医療を柔軟に取り入れ、安心と安定を支える仕組み」に多くの関心を寄せてくださいました。
また、以下の点についても熱心なご質問をいただきました。
- 強度行動障がいの利用者様への具体的な対応
- 「強度行動障がい支援手順書」の作成・運用方法
利用者様とスタッフの「再会」という喜び
今回の研修で最も心が温まったのは、利用者様とつばさホーム職員様の再会シーンです。 かつてショートステイでお世話になっていた職員さんの姿を見て、利用者様がパッと表情を明るくされ、とても喜ばれている様子が印象的でした。
職員様側も、「リフレームで元気に過ごしている姿が見られて本当に嬉しい」と、成長した姿を慈しむように見守ってくださいました。
研修を終えて:リフレームとしての気づき
今回の外部研修を通して、私たちリフレームの職員も大きな学びを得ることができました。
- 支援の方向性の再認識
外部のプロフェッショナルの視点が入ることで、私たちが取り組んできた「強度行動障がいの方々が地域で暮らすための支援」が、間違っていなかったと再確認できました。 - 職員のモチベーション向上
「自分たちの支援を学びたい」と言っていただけることは、現場スタッフにとって大きな自信と誇りにつながりました。 - 地域連携の強化
同じ志を持つ他法人様と「外の景色」を共有し合うことで、友好関係が深まり、地域全体での支援ネットワークがより強固になると確信しました。
鈴木さんのコメント
今回、他法人の職員様にリフレームの支援を直接見ていただいたことは、私たちにとっても大きな財産となりました。これからも法人の枠を越えた関係を築き、地域全体で強度行動障がいの方々の暮らしを支えていけるよう、私自身がその『懸け橋』であり続けたいと思います。
リフレームはこれからも、地域や他法人様と手を取り合い、障がいがある方々がどこまでも「自分らしく」生きていける環境づくりに邁進してまいります。
つばさホームの皆様、貴重な機会をありがとうございました!

