嬉しいご報告です。

なんと、リフレームで、居宅特例を活用できるようになりました!

現在、大田区内の知的障がい者グループホームで居宅特例制度を活用している事業所は、リフレームを含めて3事業所しかありません。この度の活用は、重度障がいを持つ方々を積極的に受け入れてきた私たちの実績によるものです。

居宅特例とは?

居宅特例とは、「特別な支援(身体介護の個別支援)が必要な方」に対して、グループホームのスタッフに加えて居宅介護サービス(ヘルパー)を活用することで、より充実した支援を提供する制度です。

もう少し簡単にいうと、リフレームの居宅特例活用に伴い、グループホーム内の利用者さんが、自身の選択で、外部の有資格専門家にも介護してもらえるようになります。

利用の条件として、区分4以上の重度障がい者であること、個別支援計画に居宅介護サービスの利用が組み込まれていること、市区町村による認定等が必要です。

居宅特例の利用者へのメリット

居宅特例を活用できる事業所になることで、利用者さんにとって以下のメリットが考えられます。

  • 選択肢の拡大:グループホームがこれまで対応が難しかった重度障がい者の受け入れが可能になり、入居の選択肢が広がります。
  • 高品質なサービス提供:他の事業所の参入により新たな視点が加わり、サービスの質が向上します。
  • 風通しの良い環境:複数の事業所が関与することで、虐待防止への意識が高まり、より良い環境が実現します。

向き合う課題

このメリットを最大限に活かすために、リフレームは以下の課題に取り組んでいきます。

  • 支援スタッフ能力の向上:居宅事業所が入らない時間帯における、支援スタッフによる対応能力の更なる向上を目指す。
  • 安定運営の維持:報酬減少に対処しつつ、計画的な人員配置で安定した運営を続ける。
  • ルールの策定:グループホーム内に他事業所が入るため、協力体制を確立するためのルール作りをしていく。

リフレームの今後

リフレームが居宅特例を活用できるようになったことは、重度知的障がい者のご家族にとってグループホームがより身近に感じられる大きな一歩です。
リフレームでは、移動支援事業所や居宅介護事業所と積極的に連携し、重度知的障がい者が大田区内で生活できるよう、行政との懸け橋となりたいと考えています。

また、今後、リフレームでは、利用者やそのご家族向けの相談支援にも更に力を入れていきます。
詳しくは、Webサイト内の「利用者親御さん向け相談支援」をご覧ください。下記の画像からリンク先に遷移できます。


ご相談やお問い合わせがある方、またはこのような仕事に興味がある方は、ぜひこちらのフォームからお問い合わせください。